パワーコンディショナーの役割を知ろう

太陽光発電システムには欠かせないパワーコンディショナーには、大きく分けて3つの役割があります。中でもソーラーパネルの制御機能については、性能次第で売電時の電力量が左右されてしまう重要な役割を持っています。太陽光発電パネルでは、太陽光が出ている昼間しか発電出来ないので、夜間は全く役目を果たしません。連続稼動しているように見えて、実は間欠運転を行っていることが分かるでしょう。

パワーコンディショナーのソーラーパネル制御は、日の出と共に稼働開始となります。太陽光発電では、最初に発電される状態は直流ですから、どの電圧で取り出せば最も電力量を稼げるのか自動的に計算して動作点を変える必要があるわけです。電流と電圧の積が、発電量となるわけですから、パワーコンディショナーによる動作点の制御次第では発電量自体に差が出てしまいます。性能差が最も出やすい部分が、制御機能です。

正午の位置と日の出や日没では、発電時の電圧を変えることで動作点を移動させて、発電効率が良い位置にしなければなりません。パワーコンディショナーの性能を測る際には、動作点の自動制御がどこまで効率的に行えるのかが重要です。太陽光発電システムで発電される電気は、パワーコンディショナーの別の機能により、直流から交流に変換されて売電されるので、変換効率も重要なパラメーターとなるでしょう。しかし、動作点制御が適切に行われることが何よりも重要だという点は確かです。

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