パワーコンディショナーの価格帯とメーカー保証

パワーコンディショナーは、太陽光発電を行う際に必ず設置しなければなりません。役割としては、太陽光パネルで発電した直流の電力を、自宅でも使用できる交流電流に変換します。価格は容量や、屋外・屋内タイプといった種類によって異なりますが、平均して30万円前後です。例えば大手の電気機器メーカーで、最大出力4kWのパワコンがおよそ26万円となっています。

また一般的に屋外タイプの方が、屋内型より多少、価格が高くなります。またこれまで、海の近くでは塩害によってパワーコンディショナーを設置できないケースもありましたが、近年、技術が発達し、塩害対策を施した機種も販売されています。湿度の高い脱衣所に設置できるコンパクトなパワコンもあり、高く評価されています。また太陽光パネルは耐久性があるため、風雪によって汚れても、発電効率が落ちることが少ないです。

一方、精密機械のパワーコンディショナーは、経年による変換効率の低下も見られるため、10年から15年に1度はメンテナンスが必要です。メンテナンス時の価格は、全交換が20万円前後、一部修理の場合が5万円から15万円前後です。従って、修理するより新規に購入した方が、安い場合もあります。また各メーカーによって補償内容が異なるため、契約前に確認することが望ましいです。

またパワーコンディショナーを選ぶ場合は、価格だけでなく最大出力や容量、変換効率、サイズなども把握した上で購入すべきです。

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