パワーコンディショナーは条件で価格が変化する

太陽光発電設備の検討の際に切っても切れないのがパワーコンディショナーの選定であり、パワーコンディショナーにも複数の種類がありその種類や設置内容によって、パワーコンディショナー本体の価格以外での出費が出てきます。例えば通常は機械の消耗の速さから屋内設置が推奨されていますが、屋内にはどうしても設置できるスペースが確保できない場合の為に屋外に設置するタイプや、屋内設置型を専用の箱へ入れて屋外へ設置する方法があり、この場合は屋外に設置するために風雨から守るために箱を必要とするために箱の代金がかかってしまいます。また、パワーコンディショナーの種類として集中型とマルチストリング型があり、マルチストリング型の場合は太陽電池モジュール枚数を回路ごとにそろえる必要が無いため屋根のスペースを最大限生かせるメリットがあったり、接続箱に昇圧機能が不要となる為に接続箱に昇圧機能をつけるコストや昇圧により生じる電力ロスがなくなり効率的に変換できるメリットもある為に集中型と比較すると価格が少々高い傾向にあります。また、設置する太陽電池モジュールの最大出力に合わせて選択する必要があるので、太陽電池モジュールの最大出力でもきちんと変換できるだけの出力があるパワーコンディショナー本体の価格も考慮しなくてはいけません。

ただし、本体の価格に関してはメーカー希望小売価格よりも多少安く手に入れられる場合もありますし、販売業者や設置業者としても設置する事によるメンテナンスでの付き合いもあるので、多少割引してくれる場合もあります。

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