フロアコーティングは家の見た目や耐久性を保つ効果がありますが、中には不要な場所もあります。それが壁紙です。壁紙は長く使ってると日常生活で発生した汚れが付着して見た目が悪くなります。一般的なビニールクロスは時間が経過すると張り替えることを想定して貼られているため、わざわざフロアコーティングで使用年数を延ばす必要がありません。
10年~15年で張り替えることが多く、そのたびにあまり効果のないフロアコーティングを行っても費用がかかるだけです。新築マンションの壁紙は1年~3年の保証が付くこともありますが、住人が勝手に業者に依頼してコーティング剤を塗れば、その保証が受けられない可能性があります。また水回りもフロアコーティングに適していません。水を扱う場所なので、住人はフローリングが劣化しないか不安になります。
しかし最近はメーカーも様々な技術を駆使しているので、基材にカビや汚れが付かないように加工しています。元々劣化しないように作っているので、コーティング剤を使わなくても綺麗な状態で使い続けられます。無理にコーティング剤を塗ったとしても、撥水効果の高い基材はコーティング剤そのものを弾くのでムラの原因になります。一方でキッチンカウンターに使われる天然石は、表面に小さな穴がたくさんのあるので水分を吸収します。
シリコンコーティングをすれば、光沢もなく自然な見た目ですが、水分が染み込むのを防げてフロアコーティングの効果を発揮します。防熱の窓のことならこちら